川島病院スタッフブログ
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学会
2019/12/23

画論27th The Best Imageに参加して

2019年12月15日、東京のキャノン株式会社 本社にて
画論27th The Best Imageの上位入賞施設による応募画像の発表をしてきました。
画論The Best Imageとはキャノンメディカルシステムズ社の主催で、CT・超音波・MRI部門と3つの部門で全国から総数400~500症例の応募があり、各部門で上位入賞した施設が発表を行い、最優秀賞・優秀賞が選出されます。
MRI部門は応募数、約180症例で上位入賞作は1.5テスラ部門9症例、3テスラ部門8症例の選出となりました。
私は1.5テスラ部門の「腎動静脈瘤の血流動態の描出」についての発表を行いました。瘤内の血流方向の確認と瘻孔の確認、腫瘍性か血管性病変かの鑑別にMRA検査が有用であった症例報告をしました。
他の施設の発表は全国から選出されただけあり、最新技術で工夫を凝らしたMRI撮像や、当院装置でも参考にしたいような撮像手技などがありました。質疑応答では様々な意見や質問を聞くことができ非常に有意義な時間でありました。
画論MRI部門で優秀賞の受賞は、2015年に続いて2回目となりますが、今回も最優秀賞には届かず悔しさが残りました。来年度も良い症例があれば工夫して撮像し、最優秀賞を頂けるように努力していきたいと思います。

診療放射線技師 溝渕 卓士
 

イベント
2019/12/16

KHG忘年会2019

平成から令和へと新しい時代が幕を開けた2019年ももう終わり。
忘年会の季節がやってきました♪
今回も360名の職員が一堂に会し、1年間の労をねぎらいます。
 
川島会では毎年、担当部署が趣向を凝らした余興を行います。
今年の担当は、鴨島・鳴門・脇町・阿南・藍住クリニックでした。
担当者の話では、休日にクリニックに集まり練習を重ねたそうで、忘年会当日も14時半~リハーサルをしていたらしいです(すごい!)。
 
新入職者紹介のあと、今年は何が流行ったかな~?なんて思いながら余興が始まるのを楽しみにしていました。
 
まず、東京2020オリンピックをテーマにした映像が流れ(映像もかなり凝ってます)聖火ランナーが入場してきました。
それから、若手職員を中心としたDA PUMPのダンス(みんな揃っててカッコイイ!)

ディズニーの被り物がかわいいジャンボリーミッキー

最後に、担当部署全員でパプリカを踊ってくれました。

衣装も凝っていて、見ごたえ十分でした♪
 
さらに、忘年会の最後にびっくりするような出来事がありました。
恒例の「お楽しみ抽選会」で、入職20年目にしてやっと(?)1等が当りました。
良い年を迎えることができそうです。
 
年明けから新病院の工事も始まります。
2020年も頑張りましょう!
 

管理栄養士 原 恵子

学会
2019/12/09

第50回徳島透析療法研究会

11月16日に第50回徳島透析療法研究会が四国大学で開催され、今回、私は「川島病院における透析療法患者の下肢末梢動脈疾患指導管理料加算導入前後における四肢切断率の変化」について発表させていただきました。
 
初めての発表だったのでとても緊張しましたが、質疑応答も自分なりに頑張って答えることができました。
今回の発表や講演で学んだ内容は、今後日々の業務に活かしていきたいと思います。

担当医の先生や共同演者の皆様、ありがとうございました。

臨床検査技師 木村優里

イベント
2019/12/06

第21回健康・福祉フェスタ

11月10日(日)に川島病院にて第21回健康・福祉フェスタが開催されました。

私は、入職して初めての健康・福祉フェスタという事で
とても楽しみにしていました。
 
当日は天候に恵まれ、絶好のフェスタ日和でした!
 
主なイベント内容としては、
・模擬店
・健康相談&介護相談コーナー
・スタンプラリー
・ゲームコーナー
・お楽しみ抽選会
・メインステージでの演奏やダンス、歌の披露 等々。
 
当日の私の役割は、肉まん・ピザまん販売の担当でした。
普段あまり話す機会のない他職種の方と一緒に販売ができて楽しかったです。
いろいろな職種の方と協力してフェスタを盛り上げることができてとても良い経験になりました。

臨床検査技師 酒巻里菜
 

学会
2019/11/27

第13回日本腎臓病薬物療法学会学術集会・総会 2019に参加して

令和元年11月15日(金)~17日(日)に、熊本城ホールで、熊本大学大学院 生命科学研究部・薬学部 臨床薬理学分野 教授の平田 純生先生が大会長として開催されました。
熊本城ホールは、新しくできた施設で、今回の熊本大会が学術大会としては初めての使用でした。

志内は、ランチョンセミナーで「透析患者の処方適正化に向けた薬剤師の役割」講演をしました。
近年、ポリファーマシーが社会的に注目を集め、問題視されています。ポリファーマシーは単に服用する薬剤数が多いことではなく、それに関連して薬物有害事象のリスク増加、服薬過誤、服薬アドヒアランス低下等の問題につながる状態であると定義されています。高齢者では、代謝の低下や処方薬の増加による薬物有害事象のリスクが高まるため注意が必要で、こうした特徴はCKD患者にもあてはまります。こういった問題点に関して、薬物療法の適正化に向けた薬剤師が果たすべき役割が重要であると講演しました。

編集委員会セミナーでは、セミナーの座長と演者として「日本腎臓病薬物療法学会の学会誌に出してみよう!~論文の書き方、まとめ方~」の講演をしました。その後、3名の演者による「研究デザインと進め方~研究の筋書き~」、「研究を論文にする~論文執筆のお作法を身に付けよう~」、「査読者の見方~査読者を味方に~」の講演がありました。学会発表まではいきますが、なかなか論文執筆までたどり着かないこともあり、会場は大盛況でした。

川島病院薬剤部からは一般演題で、村上先生が「維持血液透析患者にシナカルセトからエボカルセトへの切り替え後1年間投与した場合の有用性の検討」を発表し、楠藤先生が「血液浄化療法患者におけるLDL-C低下療法にPCSK9阻害薬が有効であった2症例」を発表しました。また、当学会の懇親会と閉会式で、次回2020年の徳島大会の開催概要説明をしました。

学会名:第14回日本腎臓病薬物療法学会学術集会・総会 2020
テーマ:蛋白尿から腎移植まで~チーム医療としての薬剤師の役割を考える~
会 期:2020年11月28日(土)、29日(日)
会 場:あわぎんホール(徳島県徳島市藍場町2丁目14番地)
大会長:志内 敏郎

薬剤師 志内敏郎