歯科、歯科口腔外科

一般歯科診療 口腔外科診療 口腔ケア
医師紹介

当科(歯科口腔外科)のホームページをご覧いただきありがとうございます。
当科は、平成20年4月に新設され、以下のような診療を行っています。

一般歯科診療

一般の歯科医院と同様、虫歯(う蝕)・歯槽膿漏(歯周病)の治療、入れ歯(義歯)等の診療を行っています。おもに、当院に通院・入院されている患者さんが当科を受診されますが、患者さんのご家族・付添いの方あるいは、ご近所の方も来られます。

血液透析あるいは内科・泌尿器科・循環器科受診のため当病院に通院されている患者さんは、できるだけこれらの通院日に合わせて、当科を受診していただいています。入院患者さんも、車椅子・ストレッチャーで当診療室へ来られますが、診療内容によってはベッドサイドで診療を行っています。なお、当診療室は、車椅子・ストレッチャーが入れるように十分のスペースを取っており、専用の診療台も設置されています。

糖尿病と歯周病は相互に関連しています。すなわち、糖尿病が悪くなると歯周病が悪くなり、反対に、歯周病が悪くなると糖尿病が悪くなることが報告されています。また、近年、歯周病の治療を行うことにより血糖のコントロールが良くなることが示唆されています。そこで、糖尿病教室に来られた方あるいは糖尿病教育入院をされた方に対して、歯科疾患と糖尿病との関連性につき説明をし、必要であれば歯科治療を勧めています。その際、かかりつけ歯科医院がある患者さんには、紹介状をお渡しした上で、歯科医院への受診を勧めています。

ビスフォスフォネート製剤は、骨を強くする薬として骨粗鬆症の治療に使われています。また、ステロイドの長期投与を行うケースでは、ステロイドによる骨粗鬆症を予防するためにビスフォスフォネート製剤の使用が推奨されています。しかしながら近年、頻度は低いもののビスフォスフォネート製剤により誘発された「顎骨壊死(アゴの骨が腐った状態)」が問題となっています(右写真)。おもに腎疾患を扱う当院では、IgA腎症などの治療の際にステロイドが投与されます。その際、治療開始前において、当科にて口腔内を診査し、ビスフォスフォネート製剤の投与につき検討します。さらに、ビスフォスフォネート製剤投与のいかんにかかわらず、予防的歯科処置を行っています。

口腔外科診療

「口腔外科」とは、口の中あるいは口の周りにおける病気やけがを治療する診療科です。口腔外科診療においては、細菌感染の原因となる歯を除去すること、すなわち抜歯が最も多くを占めています。また、歯ぐきやアゴの骨に埋まった親知らず(埋伏智歯)は、症状がなくても細菌感染の原因になりますので、早めの抜歯をお勧めしています(右上写真)。

虫歯の細菌が歯の中に入り込み、歯の根の先(=顎の骨の中)に、ウミの袋を作ることがあります。そのようなケースでは、歯ぐきを切開し、アゴの骨を削り、ウミの袋を摘出します(右写真)。

血液を固まりにくくする薬(抗血栓薬)を服用している患者さんに対して、抜歯等の出血を伴う処置(観血的処置)を行う場合、以前であれば、抗血栓薬の服用を一時中止して、観血的処置を行っていました。しかしながら、近年、日本循環器学会および日本口腔外科学会が作成したガイドラインでは、抗血栓薬を継続した状態で、歯科観血的処置を行うことが推奨されています。当科におきましても、患部の止血処置を十分施すことにより、抗血栓薬を中止することなく観血的処置を行っています(右写真)。
また、血液透析を受けている患者さんについては、透析が行われない日に観血的処置を行っていますが、処置後の経過観察のため、1泊入院をしていただく場合もあります。なお、他の歯科医院から観血的処置のために紹介された患者さんは、観血的処置のみを当科で行い、その後の歯科治療は紹介医に依頼しています。

口の中や口の周りにもできもの(腫瘍性病変)や袋状の病気(嚢胞性病変)が発生することがあります(右写真)。このような病気が疑われた場合は、CT撮影や病理組織検査により診断を付け、入院下にて手術を行っております。

抵抗力の弱った患者さんやご高齢の患者さんにおいては、口の中の粘膜に、カンジダ(カビの一種)が繁殖すること、すなわち口腔カンジダ症が見られます。そのような場合には、真菌培養検査により菌を同定するとともに、抗真菌薬による含有含嗽を行っています(右写真)。

口腔ケア

日本口腔ケア学会は、「口腔ケアとは、口腔の疾病予防、健康保持・増進、リハビリテーションによりQOLの向上をめざした科学であり技術である」と述べています。
当科では、入院患者さん特に高齢の方に対して、ベッドサイドにおいて、検診、口腔清掃、義歯の着脱と手入れ、咀嚼・摂食・嚥下のリハビリ、歯肉・頬部のマッサージ、口臭の除去、口腔乾燥予防などの口腔ケアを行っています(右写真)。

医師紹介

  川島 友一郎

# 医長
徳島大学歯学部臨床講師
徳島県歯科医師会地域保健部常任委員
# 日本口腔外科学会
日本有病者歯科医療学会
日本口腔衛生学会
# 歯科
# 朝日大学 平成16年
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