川島病院スタッフブログ
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お知らせ
2022/10/18

令和4年度(第68回)薬祖祭・薬事功労者表彰式

はじめに薬祖祭が行われ、その後に薬事功労者表彰式と記念写真撮影が行われました。
志内は、薬事功労者として、このたび徳島県知事表彰を頂きました。
当⽇は、徳島県の飯泉知事と森口保健福祉部⻑、徳島県薬事協議会会⻑から、県内の病院薬剤師、薬局薬剤師、製薬企業、医薬品卸業協会の選ばれた⽅々への表彰が⾏われました。
今回は、コロナ禍での開催で対策として薬事功労感謝状に関しては代表者の参加となりました。
また、中央で行われる厚生労働大臣表彰が中止となったため、この会で飯泉知事から表彰されました。
 
厚生労働大臣表彰        2名
徳島県知事表彰          1名
徳島県保健福祉部長表彰  2名
薬事特別功労賞      4名
薬事功労感謝状         47名
 
この賞を受けて、より一層、徳島県の薬業・福祉衛生に貢献できるように努めて行きたいと思います。















薬剤部 志内敏郎

お知らせ
2022/10/06

月刊「新医療」10月号に当院CT装置についての記事が掲載されました。

月刊「新医療」10月号に、【100床規模病院に最新型2層検出器CTを導入した理由とその具体的成果~2台体制検査の有用性も含め~】の表題で編集社より依頼があり、執筆した記事が掲載されました。
執筆に関しては、放射線科の先生、放射線室のスタッフ、出版社の方のアドバイスを頂いて、なんとか記事にすることが出来ました。 発売された雑誌を手に取ると、何とも言えない達成感が込み上げてきました。

記事の内容に関しては、当院でのCT装置2台体制のメリットと最新型CT装置での検査内容についての解説と紹介となります。 全国誌ですので、幅広く川島病院のPRになったのではないかと考えております。 今後も、CT検査のみならず、他の装置についても検査内容の充実を図り、執筆依頼があるように努力したいと思います。

   


放射線室 診療放射線技師 横内義憲

お知らせ
2022/07/06

日本高血圧学会 女性研究者奨励賞受賞

6月に開催された第10回臨床高血圧フォーラムで、日本高血圧学会の女性研究者奨励賞を受賞しました。
演題:「腎臓超音波 shear wave elastography, 血管内皮機能検査による腎線維化予測の有用性の検討」

 
このような素晴らしい賞を受賞することができ、大変光栄に思っております。
今回の発表に際して、西内病院長に終始ご指導を賜りました。心より感謝申し上げます。
 
今後も研究活動を通して得た知識や経験を、日常業務に活かしていきたいと思います。


 

検査室 吉川由佳里

お知らせ
2022/06/18

日本理学療法士協会 認定理学療法士 5名合格

認定理学療法士とは、「日本理学療法士協会が認定している資格制度で、理学療法士の専門性をより高めていくこと」を目的としており、日本理学療法士協会が取得を推進している資格です。
専門領域および分野に関しては、7領域32分野に分かれています。
また資格取得には、日本理学療法士協会会員であり、その分野に必要な研修会等において必要ポイントを取得し、さらに領域に関する10症例の報告および認定試験に合格する必要があります。

今回、この認定理学療法士試験に、リハビリ室から新たに5名が合格しました。
友成美貴:脳卒中認定理学療法士
若山憲市:介護予防認定理学療法士
秦麻友:脳卒中認定理学療法士
西本篤史:循環認定理学療法士
高田杏:運動器認定理学療法士

認定理学療法士の取得までに学んだことを、今後の臨床へ活かしてもらいたいと思います。

理学療法士 玉谷高広

お知らせ
2022/02/18

科学論文雑誌「Molecular Cancer」に掲載されました

当院 消化器内科三好人正が癌領域で世界的権威のある科学論文雑誌「Molecular Cancer」【2021 Impact Factor: 41.444】に掲載されました(2022年2月11日)。
食道癌を早期に発見するための新たなバイオマーカーの開発に関する研究報告です。
 
「A microRNA-based liquid biopsy signature for the early detection of esophageal squamous cell carcinoma: A retrospective, prospective and multicenter study」
(食道癌を早期に検出できる血液中マイクロRNAを用いた診断モデルの開発:多施設後ろ向き・前向き研究)
Miyoshi et al. Mol Cancer. 
 
【研究の概要】
食道癌はあらゆる癌のなかで治療が難しく、予後が悪い癌の一つですが、早期に発見されれば内視鏡的治療で根治が期待できます。しかし現在、血液検査など体の負担の少ない検査で、食道癌を早期に発見できるバイオマーカーはありません。本研究では世界でも食道癌が特に多いアジア・アフリカを含めた多国籍・多施設から収集した約1800の食道癌組織・血液検体と食道癌の遺伝子発現プロファイリングを分析したパブリックビッグデータを用いて解析を行いました。血液中にごく微量に存在するマイクロ RNAと言われるRNAの小さな破片を正確に測定することによって、血液から非常に高い精度で食道癌を検出できる診断モデルの作成に成功しました。さらに、前向き検証試験でも、ステージ1の食道癌を89%の非常に高い確率で検出できることを証明しました。本研究は、微量の血液検査で症状がない段階から食道癌を早期発見できる可能性を示しました。今後、血液検査による食道癌スクリーニングを確立することにより、世界の食道癌診療にパラダイムシフトをもたらす可能性があります。