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アクセス管理業務

バスキュラーアクセスは、透析患者さんにとって命綱にも匹敵する重要なものです。
川島ホスピタルグループ(KHG)では、日常の観察を含めたアクセス管理を継続的に行っています。

バスキュラーアクセス(VA)の種類

内シャント

動脈表在化

動脈は筋膜内にありますが、筋膜を切開し動脈を皮下の浅い部位に転位させ穿刺を容易にする方法。

留置カテーテル

大腿静脈より挿入し下大静脈内へ留置、あるいは内頸静脈より挿入し上大静脈から右心房内へ留置させてVA として使用する方法。

シャントの管理

日常業務の中で、普段から患者さんのVA に関心を持ち、五感を働かせ『視る・触る・聴く』を基本に日々の管理を行っています。

視る(視診)

発赤、腫脹などシャント肢に異常がないか、皮膚の状態を視ます。

触る(触診)

シャントスリルの確認、血管の走行、拡張の度合い、緊満の程度や血管内腔の大きさ、血管壁の弾力を確認します。硬結や熱感の有無も確認します。

聴く(聴診)

聴診器で血流音を聴き、狭窄音の有無や強さなどを確認します。

KHG では透析モニター等を用いて患者のバスキュラーアクセスの状態をチェックしています。

【バスキュラーアクセス手術件数】

日常業務の中で、普段から患者さんのVA に関心を持ち、五感を働かせ『視る・触る・聴く』を基本に日々の管理を行っています。

2016 年度 2017 年度 2018 年度 2019 年度 2020 年度 2021 年度
AVF 造設 2016 年度107 件 2017 年度139 件 2018 年度124 件 2019 年度141 件 2020 年度106 件 2021 年度106 件
AVG 移植 2016 年度37 件 2017 年度55 件 2018 年度76 件 2019 年度50 件 2020 年度49 件 2021 年度74 件

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