当院では2025年3月より前立腺肥大症の最新手術「アクアブレーション治療」を導入しました。現在、全国の11施設で導入されており、当院は四国で初の導入です。
アクアブレーション治療は、イメージガイド技術とロボット技術を組み合わせて手術の自動化がなされた最先端の前立腺肥大症ロボット支援手術です。治療成果に術者によるばらつきが少なく、特にサイズの大きい前立腺肥大症に対しては従来の手術と比較し大幅に手術時間が短縮されます。また、前立腺切除を高圧水流で行うため熱による尿道周囲の筋肉や神経へのダメージがなく、尿漏れや勃起障害などのリスクが低減されます。
前立腺肥大症の患者さんは60歳代で6%、70歳代では12%と非常に多く、前立腺肥大症でお困りのたくさんの患者さんにこの新しい治療を提供できればと考えています。
愛媛県で開催された日本心臓リハビリテーション学会第8回四国支部地方会に参加してきました。
四国における心臓リハビリテーション実施施設の取り組み、心臓リハビリテーションの現状と今後の課題について情報を得る機会となりました。
当院で心大血管リハビリテーション(Ⅰ)施設基準を取得してから10年超えています。
理学療法士、そして心臓リハビリテーション指導士として、患者さん個々にあわせたよりよい包括的な医療提供ができるようこれからも頑張っていきます。
宿泊は松山市駅近くのホテルに1泊。
周辺で晩御飯を食べ、ホテルでウェルカムソフト(バニラ×みかん)をいただきました。
名古屋市のポートメッセなごやで行われた、第30回日本災害医学会総会・学術集会に参加してきました。
当院は災害時の北中央部の透析基幹病院として、災害が起こった際にブロック内の患者の割り振りや、受け入れを担っています。
今回の学会では、東北大震災や能登半島地震といった実災害を通しての経験を多く聴くことができ、どの演題もとても興味深く、大変勉強になりました。
患者の搬送や、教育といった面のみならず、支援者支援という目線や、上手に助けを求めるという日頃からの備えが必要であると学び、早速当院でも取り組みたい内容が多くありました。
今回の会場はレゴランド・ジャパンがすぐ近くにあったため、ドクターカーや、大会長をレゴで作った展示や、フードトラックなどもあり非常に楽しく、有意義な参加になりました。
第30回透析バスキュラーアクセスインターベンション治療医学会学術集会・総会に参加しました。
治療の適応や実績など普段検査技師が知ることが難しい範囲を学ぶことができました。
東京のカレーグランプリで優勝したお店のカツカレーも食べることができ、大変美味しかったです。
2025年2月22日~23日、高松・浜松合同で開催された第12回JHAT(日本災害時透析医療協働支援チーム)隊員養成研修会に参加してきました。
JHATとは、日本透析医会、日本腎不全看護学会、日本臨床工学技士会、日本血液浄化技術学会の4団体で構成されており、災害時における透析医療の支援を主な目的としています。今回は、他施設の方とグループディスカッションをしつつ、JHATのシステムやメール、LINEなどを活用した机上訓練を行い、業務支援を疑似体験してきました。
2日間の研修を受けて、JHATがどのような支援活動をしているのか理解することが出来ました。透析施設が大きな災害に見舞われ人手不足になった際の選択肢の一つにJHATがあることがわかりました。
今回の研修で得た知識を活かし、災害に備えていきたいと思います。