当院消化器内科三好らの論文が「GUT」誌に掲載されました。
2024年ノーベル賞受賞「マイクロRNA」を応用した食道腺癌早期発見バイオマーカー開発
当院消化器内科三好人正が消化器領域のトップジャーナルである「GUT」【2024 Impact Factor : 23.1】に掲載されました(Gut. 2024 Nov 19:gutjnl-2024-333364.)。食道腺癌を早期発見するためのバイオマーカー開発に関する国際多施設共同研究(EMERALD試験)に関する報告です。本年ノーベル生理学・医学賞に「マイクロRNA」発見の米2氏が選ばれました。「マイクロRNA」とは生物の遺伝子の働きを調節する小さなRNA分子です。三好らの論文はこれを食道腺癌の早期診断に応用しました。
三好らは2022年に食道扁平上皮癌を早期発見できるバイオマーカーを既に発表しており(Mol Cancer. 2022 Feb 11;21(1):44.) 、今回の食道腺癌のバイオマーカーを合わせると、組織型によらず、ほぼすべての食道癌が血液検査で早期発見できる可能性があります。
【研究の概要】
食道腺癌は欧米を中心に近年、急激に発生率が上昇し、すべての癌の中で増加率が最も高い癌です。日本でも今後、食道腺癌の増加が予想されます。本研究では血液中の特定のマイクロRNAを測定することにより、食道腺癌を早期発見することを目的としました。欧米の様々な国々(アメリカ、オランダ、イタリア、イギリス、アイルランド)から収集した約800人の食道腺癌などの検体を用い、血液中に微量に存在するマイクロRNAの解析を行いました。様々な検証により、食道腺癌患者を血液検査で90%以上の高確率で診断できることを示しました。
11月10日(日)に川島病院にて第24回川島ホスピタルグループ 健康・福祉フェスタが開催されました。
週間予報を見て雨が降る心配をしていましたが、当日の午前中は晴れたおかげで暖かく、午後は曇り空で過ごしやすい天気になりました。
年に一回開催される健康・福祉フェスタの主な催しとしては、
・模擬店
・郷土グルメコーナー
・ゲームコーナー
・介護機器展示コーナー
・メインステージでの演奏やダンス、歌の披露など
模擬店ではつきたてのお餅やおでん、からあげなど、郷土グルメコーナーでは美味しいパンやスイーツが販売され、多くの人で賑わい完売していたところもありました。
また、屋外でのイベントだけではなく、病院内では血管年齢測定や健康相談、病院のお仕事体験をできるこども用コーナーもあり、お仕事体験の予約をするためにたくさんの人が集まっていました。
メインステージでは最初の和太鼓の演奏から始まり、折り畳み自転車やコードレス掃除機などが当たるお楽しみ抽選会まで、協力いただいた出演者による演奏・歌・ダンスなどで会場が大いに盛り上がり、抽選会の当選者を発表するたびに会場からは大きなため息や歓声があがっていました。
毎年開催している健康・福祉フェスタの目的は「地域社会の健康および福祉の増進に貢献することを使命とする」です。
地域の方に来ていただき楽しんでもらうだけではなく、川島病院ホスピタルグループを知ってもらうきっかけにもなったのではないかと思います。
また、私たちにとっても普段あまり接することのなかった他職種の職員と協力ができるとてもいい機会となりました。
今回の問題点を洗い出し、毎年より良いフェスタができるように改善していきたいと感じました。
新型コロナウイルスが流行してから長らく慰安旅行を自粛していましたが今年から復活することになりました。
今年度は広島、沖縄、USJと国内3箇所から選べます!
私は沖縄に行ってきました!
沖縄各地の観光地を巡り、11月ですがダイビング体験も楽しめました!
運動後のステーキは最高ですね!