1/19(日)寒空の中、今年度の災害訓練が行われました。
参加者270名程、まずは研修室に集まりオリエンテーションを受け、いざ各々の部署に分かれ訓練開始です。発災時間9時45分、震源地は和歌山県沖、M8.5,震度6強の設定です。最近では宮崎県沖での地震があったばかりで、心なしかスタッフにも緊張感が見受けられました。
私は病棟でのリーダー役で参加しました。コロナの時期は災害訓練も行えなかったため、初めて参加するスタッフもいました。地震発生のアナウンスがあり、まずはシェイクアウト(姿勢を低くし、頭を守り、動かない)、その後アクションカード(災害対応でとるべき避難行動の指標をカード化したもの)を用い現場スタッフが迅速に患者の安否確認、被害状況確認。思ったよりもスムーズに行うことができました。訓練後は参加スタッフ全員で自然と振り返りができ、実際に災害が発生した場合の様々なシミュレーションの話し合いもできました。
ただ、実際に災害がおこった場合、どれだけの被害があり、実際にどれだけのマンパワーが得られるかも分かりません。その時その場で判断しなければいけません。くるかもしれない災害に備え、日頃から慌てない心構えは必要であると改めて感じた一日となりました。
戸田 己記