徳島市委託事業の一環として、各地区で介護予防に関する事業が開催されています。
当グループの飛鳥介護支援センターは、佐古地区の担当事業所になっています。
毎年、年6回異なったテーマで『家族介護教室』を開催しています。
家族介護教室って何(^_^;)?
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『当事業所で、高齢者の方をご家庭で介護されているご家族や近隣の方を対象に、
介護に関する知識や技術、あるいは今後迎える高齢化社会にむけた介護予防について、
専門の講師を招いて分かりやすく説明する教室』 とされています。
今回、事業所からの講師依頼を受け、『介護予防について~活気ある社会の実現~』というテーマで教室を開催させていただき、30名の参加がありました。
前半は講義形式で、
①介護予防について(介護予防とは?、高齢化・要介護者数の変化)
②平均寿命と健康寿命について
③生活能力低下について
④介護予防トレーニングについて
など、知ってほしいポイント・注意事項について説明させていただきました。
また、後半には効果的な運動を継続的に実施していただけるよう、
生活の中で行える簡単な運動方法について実技体験もしてただきました。
参加者の方々は、ストレッチ、筋力トレーニング、バランス強化体操などの運動を、
楽しみながら身体を動かされていました。
医療の発展等により平均寿命は延びてきていますが、
心身ともに自立し、健康的に生活できる期間(健康寿命)はあまり延びていない・・・
のが現状にあり、不健康寿命(平均寿命と健康寿命の差)いわゆる生活能力が低下し、介護が必要な期間が長くなってきています。
これから迎える高齢化社会において、多くの方が、
『いつまでも健康で・長生き』という事を思い、生活を送られていると思います。
理学療法士としての専門性を活かし、
今後も医療という場(病院)のみならず地域社会においても啓発・貢献していきたいと思います。
理学療法士 大石 晃久