





















































5月28日(水)~30日(金)の3日間、神奈川県小田原市で開催された「第48回日本血栓止血学会学術集会」に参加しました。今年はアジア太平洋血栓止血学会も併催されたことで、海外からの参加者も多く、国際学会の雰囲気を感じることができました。

小田原は箱根の玄関口として知られ、近年は海外からの観光客も増加しています。駅からも見える小田原城を中心に城下町の街並みが整備されており、街全体が魅力的な観光地となっていました。

今回の学会は、小田原城に隣接する二宮金次郎を祀る報徳二宮神社内にある報徳会館と、小田原城公園横にある小田原市民ホール(小田原三の丸ホール)という特色ある好立地で開催されました。会場間の移動では、小田原城を眺めながら城内を通る日々となり、歴史ある景観を感じながら参加することができました。


近年、医療業界ではAIの活用が進んでおり、本学会でも教育講演の一つとしてAIを活用した医療応用が取り上げられ、心電図や心エコーを用いたアミロイドーシスや肥大型心筋症の早期診断モデルの開発事例が紹介されていました。臨床検査の領域においても、プロトロンビン時間(PT)や活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)の測定データを活用し、AIによる病態鑑別や薬効評価を行う研究報告が年々増加しているように感じます。私自身もAI研究に携わる一人として、こうした時代の変化に対応しながら、今後も研究を進めていきたいと思います。
また、今年度より本学会では「血栓止血認定技師」の認定資格制度が開始されることとなりました。この制度は、血栓止血検査に関する専門的な知識と技術を有し、血栓止血異常症の診療に貢献できる人材の育成を目的としています。本制度を通じて、血栓止血検査の発展に貢献する認定技師が増えることを期待しています。
2026年5月16日・17日の2日間にわたり、福岡県のマリンメッセ福岡・国際会議場にて開催された「第36回日本臨床工学会」に参加いたしました。

本学会では、若手人材活性化委員会企画での口演発表に加え、徳島県担当Yポートとして交流企画にも関わらせていただきました。

会場では、血液浄化やアクセス分野のみならず、日常業務では触れる機会の少ない分野の講演を聴講することで、知見を広げることができました。
また、他県の臨床工学技士の方々との意見交換を通じて、新たな気づきや学びを得られた有意義な時間となりました。

今回得た知識や経験を、今後の臨床業務に生かしてまいります。
臨床工学技士 山下翔
2026年3月20日・21日の2日間にわたり、東京・一ツ橋ホールにて開催された「第41回日本ハイパフォーマンス・メンブレン研究会」に、当院の臨床工学部として参加いたしました。

本研究会では、日頃なかなか得ることのできない最新の知見や他施設の取り組みに触れることができ、大変良い刺激となりました。

また、「高頻度I-HDFと後希釈オンラインHDFの比較検討」をテーマに口演発表を行いました。これまでのデータや取り組みをもとにまとめた内容であり、発表に際しては多少の緊張もありましたが、無事に終えることができました。
他施設の方々との意見交換を通じて新たな気づきも得ることができ、大変有意義な時間となりました。
研究会の合間には昼食も楽しみの一つとなりました。今回はパキスタン料理のビリヤニをいただき、スパイスの効いた普段とは異なる味わいで大変美味しく、良いリフレッシュとなりました。

東京での開催ということもあり、会場周辺は大変にぎわっており、研究会だけでなく街の雰囲気も楽しむことができました。
今回の研究会で得た知見や経験を、今後の臨床業務にしっかりと活かしてまいります。
2月20日(金)~21(土)に、北九州国際会議場/北九州メッセにて開催された「第18回植込みデバイス関連冬季大会」に参加し、ポスター発表を行いました。

当日は多くの先生方に発表をご覧いただき、質疑応答を通して貴重なご意見を頂戴し、大変有意義な経験となりました。
また、全国の医療機関で活躍されている臨床工学技士の先生方による発表やシンポジウムを聴講し、最新のデバイス知識にとどまらず、デバイスの設定・管理をいかに最適化するか、臨床工学技士に求められる知識・技術に対して、多角的な視点を持つことの重要性を改めて実感いたしました。
今回の学会で得た学びを、少しでも今後の業務に活かしていきたいと考えています。
2月14日(土)、野村コンファレンスプラザ日本橋で開催された「第20回日本血栓止血学会学術標準化委員会(SSC)シンポジウム」に参加し、抗リン脂質抗体検査の標準化について口演を行いました。
抗リン脂質抗体検査は、自己免疫疾患の一つである抗リン脂質抗体症候群(APS)の診断に不可欠な検査です。APSは動静脈血栓や習慣性流産を引き起こす疾患ですが、検査前処理や測定試薬の違いにより陽性・陰性の判定が変わる場合があるため、適切な検体処理や検査法の標準化が必要とされています。

APSは、全身性エリテマトーデス(SLE)や膠原病、リンパ腫などに合併することが多いとされています。一方で、十分に検査が実施されていないケースもあり、現在わかっている有病率は氷山の一角に過ぎないと考えられています。
発表では、これまで取り組んできた標準化活動のサマリーと今後の展開を示し、ループスアンチコアグラント検査における推奨法の提言を行いました。
今回発表した内容は、近々発刊予定の本邦初となる「抗リン脂質抗体検査の手引き」に掲載されています。完成しましたら、川島会へも寄贈する予定ですので、是非診療にご活用いただければ幸いです。
なお、本シンポジウムのランチョンセミナーで提供されるお弁当は、知る人ぞ知る「人形町 今半」のお弁当で、今年はすきやき弁当でした。大変美味しくいただきました。帰路の羽田空港で同店のイートイン店舗があることに初めて気づき、学会事務局の方々のお弁当選びのセンスの良さに一人感心していました。

今後も最新の知見を学び続け、臨床へ還元できるよう努めてまいります。