2020年12月9日、今年入職の新人さんへむけて急変対応の研修を行いました。
まずは香川NSから、急変時に行う行動について「BLS(一次救命処置):一人で3C」と「ALS(二次救命処置):みんなで6S」を軸としたスライドで学習しました。急変した患者様を発見したときまず1人でしなければならないこと、人が集まったらスタッフで力を合わせて行っていくことがとてもわかりやすいスライドで表されていました。
その後は、「1人で3C~1.呼吸・循環の確認 2.人を呼ぶ 3.心臓マッサージ」を実際に
シュミレーションしました。各病棟でスタッフコールの有無など違いがあるためそれを活かした演習が出来たと思います。
患者さまの急変にはいつ遭遇するかわからず、そのうえ日頃の業務のように繰り返しておこなうものでもないため、いざ遭遇したときすぐ動けるか不安がどうしてもあると思います。それは新人さんだけでなく、経験がある看護師でも同じだと思います。こういった研修を通して、私たちも改めて振り返ることができた良い機会だったと思います。もし急変を目の当たりにした時も、「あのとき研修でこういうことしたな」と思い出してもらって、一歩踏み出すきっかけになってくれれば幸いです。これからも業務の間で一緒にシュミレーションを行ったりしながら自分たちも新人さんと一緒に成長していけたらと思いました。