4月30日(土)~5月1日(日)の2日間、第43回日本血液浄化技術学会学術大会・総会が岡山で開催されました。
訪れるのは大学を卒業してから数年ぶりとなります「晴れの国おかやま」、2日間とも
すばらしい快晴♪
会場は岡山駅のすぐお隣にあります、岡山コンベンションセンターでした。
私は一般演題の発表としての参加でしたが、演題数は100題以上もあり、他にも多数講演会や企業展示、ハンズオンセミナーなどがあり、今回の学会のテーマである「血液浄化における心技体の構築と伝承」についてたくさん勉強になり、非常に良い経験となりました。
今回の演題は今年の3月に当院の学術発表会で発表したもので、エコーを介して特に穿刺が難しいとされているバスキュラーアクセス(VA)の穿刺成功の向上を目指した取り組みについて発表しました。
実は近年、透析室でのVA管理や穿刺などにエコーの活用がトレンドとなっており、実際に活用している施設がここ数年で増加しています。今学会でも議題の一つにも取り上げられており、今後、透析スタッフはエコーにも精通する必要が出てくるのかもしれませんね。
発表中はというと物凄く緊張しており、質問には言いたい事の半分以上答えられたかな...臨床工学技士の廣瀬主任や大学時代のゼミの先生にも発表後に労いの言葉を掛けて頂いて初めて応援に来て頂いていた事に気付いたくらいでしたから、それだけ周りも見えていなかったのでしょう。
ありがとうございました。
学術大会終了後、岡山駅前の桃太郎像へお別れを最後に岡山の地を後にしました。
今回、特にお世話になった臨床検査技師の多田主任と臨床工学技士の推進者の皆さん、また緊張感を持てる事をやらして頂ける事に感謝しつつ、これからも継続して学んだ事や経験を次に活かしていきたいと思います。