2019年12月15日、東京のキャノン株式会社 本社にて
画論27th The Best Imageの上位入賞施設による応募画像の発表をしてきました。
画論The Best Imageとはキャノンメディカルシステムズ社の主催で、CT・超音波・MRI部門と3つの部門で全国から総数400~500症例の応募があり、各部門で上位入賞した施設が発表を行い、最優秀賞・優秀賞が選出されます。
MRI部門は応募数、約180症例で上位入賞作は1.5テスラ部門9症例、3テスラ部門8症例の選出となりました。
私は1.5テスラ部門の「腎動静脈瘤の血流動態の描出」についての発表を行いました。瘤内の血流方向の確認と瘻孔の確認、腫瘍性か血管性病変かの鑑別にMRA検査が有用であった症例報告をしました。
他の施設の発表は全国から選出されただけあり、最新技術で工夫を凝らしたMRI撮像や、当院装置でも参考にしたいような撮像手技などがありました。質疑応答では様々な意見や質問を聞くことができ非常に有意義な時間でありました。
画論MRI部門で優秀賞の受賞は、2015年に続いて2回目となりますが、今回も最優秀賞には届かず悔しさが残りました。来年度も良い症例があれば工夫して撮像し、最優秀賞を頂けるように努力していきたいと思います。