川島病院スタッフブログ
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学会
2025/09/09

第27回日本在宅血液透析学会

9月6日(土)~9月7日(日)、川越プリンスホテルで開催された「第27回日本在宅血液透析学会」に参加しました。

基礎セミナーでは当院の在宅血液透析の実施体制や支援システムについて発表させていただきました。

学会では、在宅血液透析に関する教育支援や災害対策など、当院の今後の診療に活かせる発表も多く、特に教育動画の活用方法や支援体制の在り方について学ぶことができ、大変参考になりました。
また、他施設の先生方と意見交換を行うこともでき、貴重な経験となりました。

今後も、学会で得た知見を当院の在宅血液透析の実践に活かしていきたいと思います。

学会
2025/09/02

第27回日本褥瘡学会学術集会

8月29日~8月30日、パシフィコ横浜ノースにて開催された第27回日本褥瘡学会学術集会に共同演者として参加しました。


今年のテーマは「2025年問題を多職種で乗り越える」であり、さまざまな視点からの学術発表が行われ、大変有意義な学びの機会となりました。今回得られた知見を、今後の臨床現場での実践に活かしていきたいと思います。

また、会場内には体験型の展示ブースも多数設けられており、新製品に触れるとともに、試供品もいただくことができました。
夜には横浜の美しい夜景を眺めることができ、充実した学会参加となりました。

学会
2025/09/01

第53回日本磁気共鳴医学会大会

2025年8月29日~31日、兵庫県姫路市で開催された第53回日本磁気共鳴医学会大会(JSMRM2025)に参加しました。

 磁気共鳴(MRI)専門技術者の資格を取得してからは2回目の参加となりますが、JSMRMでは初めて学会発表を行いました。
MRIに関する研究を口述で発表し、非常に緊張しましたが、質疑応答も活発で、多くの学びと貴重な経験を得ることができました。
 
今回の経験を糧に、今後も研鑽を重ね、日々の臨床に還元してまいります。
 
また、帰り際には姫路城を訪れ、夏空に映える美しい姿を写真に収めました。

学会
2025/07/31

第26回日本検査血液学会学術集会

7月26日(土)~7月27(日)、国立京都国際会館にて開催された「第26回日本検査血液学会学術集会」に参加し、一般演題の座長も務めてきました。

本学会は、白血病やリンパ腫の検査を主体とする血液形態検査、出血や血栓の検査を主体とする凝固線溶検査、細胞解析を主体とするフローサイトメトリー検査の3分野から構成されています。

今回、稀少疾患の報告例や最新技術の応用など、興味深い内容が多く、大変充実した学術集会でした。特に近年はAI技術を活用した事例のセッションが増加している印象で、ますます検査業務においてもAI技術の理解を深める必要性を感じました。

当院においても、血算や血液・骨髄像などの形態検査や、凝固線溶検査の結果をもとに診断が行われ、治療へとつながる稀少疾患もあり、目まぐるしく発展していく臨床検査の分野において、今後も医療人として知識をアップデートしていくことが自施設のレベルの向上や維持に必要であると実感しました。
今後も定期的に学会等に参加し、患者さんへより良い医療を提供できる検査室としてのレベルを維持・向上していければと思います。

学会場へ向かう途中、ちょうど通り道だったこともあり、陰陽師で有名な安倍晴明を祀る晴明神社に立ち寄ってきました。ちょうどこの時期にしか見られない桔梗の花が綺麗に咲いていました。そんな京都を少しだけ感じながらしっかり勉強してきた出張となりました。

晴明神社 桔梗の花

まだまだ暑い日が続きますが、皆様どうぞ熱中症には十分お気をつけください。

学会
2025/07/21

第31回日本心臓リハビリテーション学会学術集会-理学療法士編-

2025年7月、名古屋で「第31回日本心臓リハビリテーション学会学術集会」が開催されました。
当院からは心臓リハビリテーション指導士の資格を持つ理学療法士と看護師が参加しました。

今回は、評議員会への出席や座長としての参加もあり、自己研鑽・当院での診療に活かすため、さまざまな取り組みや現状についての聴講をしてきました。
以前は、立ち上げや運用といった心臓リハビリテーションを提供していくようなテーマが多くみられましたが、最近では
・地域における多施設・多職種連携を通した予防のための取組み
・通院困難者への遠隔医療の提供
・重複障害を有する患者さんへの対応
・今後増加が予測される心不全診療の対応
など、多くのテーマが設けられ、医師・看護師・リハスタッフ(理学療法士・作業療法士)・管理栄養士などの多職種からも発表が行われた学術集会でした。

また、名古屋名物のひつまぶし、味噌カツ、天むすなども堪能することができました。
夜には、参加した仲間たちとの交流も含まり、学会ならではの有意義な時間となりました。

今年、当院では心臓リハビリテーション指導士の更新を理学療法士2名、看護師2名の計4名が行います。
心臓リハビリテーション診療の運用を開始してから10年が経過し、これまで他施設の運用・取り組みなどを参考にしながら、当院での循環器疾患を有する患者さんへの診療に活かしてきました。
まだまだ成長していく必要がある点や見直すべき点もありますが、当院の包括的な心臓リハビリテーションをさらに充実させるために、今後も臨床現場で精進していこうと思います。
 

川島病院 リハビリテーション技術科
理学療法士・心臓リハビリテーション指導士
大石晃久

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