川島病院スタッフブログ
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学会
2020/12/21

画論28th The Best Image オンラインWeb発表に参加して

2020年12月20日、13:00~ 画論28th The Best Imageの最終審査プレゼンテーションに選考され、現在は、コロナ禍のため主流になっているオンラインにて発表してきました。初めてのオンライン発表でしたので、会場で発表するのとは全く違う雰囲気のため不思議な感覚と緊張感の中なんとか無事終えることが出来ました。

画論The Best Imageとはキャノンメディカルシステムズ社の主催で、CT・超音波・MRI部門と3つの部門で全国から総数 約400症例の応募があり、各部門で上位入賞した施設が発表を行い、最優秀賞・優秀賞が選出されます。

MRI部門は応募数、約140症例で上位入賞作は1.5テスラ部門10症例、3テスラ部門6症例の選出となりました。
私は1.5テスラ部門の「FE3Dシーケンスを用いた非同期非造影MRI検査による透析患者鎖骨下病変の描出」についての発表を行いました。FE3Dシーケンスを用い撮像条件を検討し鎖骨下血管の描出が明瞭となることで、透析患者さんのシャント狭窄疑いにおいて最初に選択されるエコー検査で把握しづらい鎖骨下動脈、静脈の形態的および解剖学的評価について造影剤を使用せず非侵襲的に行う事ができ有用であった報告をしました。

他の施設の発表は全国から選出されただけあり、最新技術で工夫を凝らしたMRI撮像や、当院装置でも参考にしたいような撮像手技などがありました。質疑応答では様々な意見や質問を聞くことができ非常に有意義な時間でありました。
画論MRI部門で優秀賞の受賞は嬉しかったですが、昨年最終選考に残った先輩のリベンジを果たすべく最優秀賞を目指して頑張りましたが、私自身もあと一歩届かず悔しさが残りました。来年度も日々努力して、工夫も重ねることで、画像検査の診断能向上に寄与できればと考えております。
 

放射線室 松村亮典

学会
2020/02/03

第23回 中四国MRユーザーセミナー

2020年2月1日、岡山県 オルガホールにて、昨年末に開催された画論27th The Best Imageの上位入賞施設紹介として発表を行ってきました。第23回 中四国MRユーザーセミナーとはキャノンメディカルシステムズ社の主催で、中国・四国地方の診療放射線技師が集まり、キャノンメディカルシステムのMRI装置を使用した上での研究発表・情報共有・情報交換が行われます。セミナーにはキャノンユーザー以外の参加も可能ですので多くの診療放射線技師が参加していました。
私は「腎動静脈瘤の血流動態の描出」についての発表を約10分行いました。瘤内の血流方向の確認と瘻孔の確認、腫瘍性か血管性病変かの鑑別にMRA検査が有用であった症例報告をしました。
他の施設の発表・情報交換は普段よりキャノンのMRI使いこなしているだけあり、最新装置で工夫を凝らしたMRI撮像は勿論の事、当院同様、数年前の装置でも参考にしたいような撮像手技などがありました。質疑応答では座長や会場から様々な意見や質問を聞くことができ非常に有意義な時間でありました。
岡山県までの道中には、発表を見届けるために参加してくれた放射線室のメンバーと色々な話をして盛り上がったのも良い思い出となりました。

診療放射線技師 溝渕 卓士

学会
2019/12/23

画論27th The Best Imageに参加して

2019年12月15日、東京のキャノン株式会社 本社にて
画論27th The Best Imageの上位入賞施設による応募画像の発表をしてきました。
画論The Best Imageとはキャノンメディカルシステムズ社の主催で、CT・超音波・MRI部門と3つの部門で全国から総数400~500症例の応募があり、各部門で上位入賞した施設が発表を行い、最優秀賞・優秀賞が選出されます。
MRI部門は応募数、約180症例で上位入賞作は1.5テスラ部門9症例、3テスラ部門8症例の選出となりました。
私は1.5テスラ部門の「腎動静脈瘤の血流動態の描出」についての発表を行いました。瘤内の血流方向の確認と瘻孔の確認、腫瘍性か血管性病変かの鑑別にMRA検査が有用であった症例報告をしました。
他の施設の発表は全国から選出されただけあり、最新技術で工夫を凝らしたMRI撮像や、当院装置でも参考にしたいような撮像手技などがありました。質疑応答では様々な意見や質問を聞くことができ非常に有意義な時間でありました。
画論MRI部門で優秀賞の受賞は、2015年に続いて2回目となりますが、今回も最優秀賞には届かず悔しさが残りました。来年度も良い症例があれば工夫して撮像し、最優秀賞を頂けるように努力していきたいと思います。

診療放射線技師 溝渕 卓士
 

学会
2019/12/09

第50回徳島透析療法研究会

11月16日に第50回徳島透析療法研究会が四国大学で開催され、今回、私は「川島病院における透析療法患者の下肢末梢動脈疾患指導管理料加算導入前後における四肢切断率の変化」について発表させていただきました。
 
初めての発表だったのでとても緊張しましたが、質疑応答も自分なりに頑張って答えることができました。
今回の発表や講演で学んだ内容は、今後日々の業務に活かしていきたいと思います。

担当医の先生や共同演者の皆様、ありがとうございました。

臨床検査技師 木村優里

学会
2019/11/27

第13回日本腎臓病薬物療法学会学術集会・総会 2019に参加して

令和元年11月15日(金)~17日(日)に、熊本城ホールで、熊本大学大学院 生命科学研究部・薬学部 臨床薬理学分野 教授の平田 純生先生が大会長として開催されました。
熊本城ホールは、新しくできた施設で、今回の熊本大会が学術大会としては初めての使用でした。

志内は、ランチョンセミナーで「透析患者の処方適正化に向けた薬剤師の役割」講演をしました。
近年、ポリファーマシーが社会的に注目を集め、問題視されています。ポリファーマシーは単に服用する薬剤数が多いことではなく、それに関連して薬物有害事象のリスク増加、服薬過誤、服薬アドヒアランス低下等の問題につながる状態であると定義されています。高齢者では、代謝の低下や処方薬の増加による薬物有害事象のリスクが高まるため注意が必要で、こうした特徴はCKD患者にもあてはまります。こういった問題点に関して、薬物療法の適正化に向けた薬剤師が果たすべき役割が重要であると講演しました。

編集委員会セミナーでは、セミナーの座長と演者として「日本腎臓病薬物療法学会の学会誌に出してみよう!~論文の書き方、まとめ方~」の講演をしました。その後、3名の演者による「研究デザインと進め方~研究の筋書き~」、「研究を論文にする~論文執筆のお作法を身に付けよう~」、「査読者の見方~査読者を味方に~」の講演がありました。学会発表まではいきますが、なかなか論文執筆までたどり着かないこともあり、会場は大盛況でした。

川島病院薬剤部からは一般演題で、村上先生が「維持血液透析患者にシナカルセトからエボカルセトへの切り替え後1年間投与した場合の有用性の検討」を発表し、楠藤先生が「血液浄化療法患者におけるLDL-C低下療法にPCSK9阻害薬が有効であった2症例」を発表しました。また、当学会の懇親会と閉会式で、次回2020年の徳島大会の開催概要説明をしました。

学会名:第14回日本腎臓病薬物療法学会学術集会・総会 2020
テーマ:蛋白尿から腎移植まで~チーム医療としての薬剤師の役割を考える~
会 期:2020年11月28日(土)、29日(日)
会 場:あわぎんホール(徳島県徳島市藍場町2丁目14番地)
大会長:志内 敏郎

薬剤師 志内敏郎

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