2022年10月21日に開催された、第40回 徳島CT研究会にて、コロナ禍のため現在、主流になっているWeb形式にて発表を行いました。会場での口述発表は何度か経験していますが、Web発表が初めてでしたので、不慣れなこともあり準備段階から不安もありましたが、無事に終えることができました。
私は『フィリップス社製2層検出器搭載256スライスCT装置「Spectral CT 7500」の使用経験』 にて約15分の発表を行ってきました。2021年に新病院新築移転した際に導入した、最新式のCT装置で可能となった検査内容・新しい画像処理について当院の臨床画像を交えて使用経験の報告をしました。
他施設の演者の方からは、当院とは異なるメーカーのCT新装置の使用経験報告があり、当院装置とは大きく違う撮像方法や画像処理について解説があり、プレゼン内容も聴き手が引き付けられるよう工夫されており大変参考になりました。メーカー講演についても有意義な内容で、CT装置の最新技術について大いに勉強になりました。
今回の学会発表にあたり、研究発表経験の多い先生方や放射線室スタッフの適切なアドバイスもありスライド作成の段階から勉強になることばかりでした。またWeb形式のため、徳島県以外の参加者もおられ、川島病院CT検査の全国的なPRが出来たと考えております。
今後も日々努力して、研鑽を重ねることで、川島病院の画像検査の診断能向上に寄与していきたいと考えております。
2020年12月20日、13:00~ 画論28th The Best Imageの最終審査プレゼンテーションに選考され、現在は、コロナ禍のため主流になっているオンラインにて発表してきました。初めてのオンライン発表でしたので、会場で発表するのとは全く違う雰囲気のため不思議な感覚と緊張感の中なんとか無事終えることが出来ました。
画論The Best Imageとはキャノンメディカルシステムズ社の主催で、CT・超音波・MRI部門と3つの部門で全国から総数 約400症例の応募があり、各部門で上位入賞した施設が発表を行い、最優秀賞・優秀賞が選出されます。
MRI部門は応募数、約140症例で上位入賞作は1.5テスラ部門10症例、3テスラ部門6症例の選出となりました。
私は1.5テスラ部門の「FE3Dシーケンスを用いた非同期非造影MRI検査による透析患者鎖骨下病変の描出」についての発表を行いました。FE3Dシーケンスを用い撮像条件を検討し鎖骨下血管の描出が明瞭となることで、透析患者さんのシャント狭窄疑いにおいて最初に選択されるエコー検査で把握しづらい鎖骨下動脈、静脈の形態的および解剖学的評価について造影剤を使用せず非侵襲的に行う事ができ有用であった報告をしました。
他の施設の発表は全国から選出されただけあり、最新技術で工夫を凝らしたMRI撮像や、当院装置でも参考にしたいような撮像手技などがありました。質疑応答では様々な意見や質問を聞くことができ非常に有意義な時間でありました。
画論MRI部門で優秀賞の受賞は嬉しかったですが、昨年最終選考に残った先輩のリベンジを果たすべく最優秀賞を目指して頑張りましたが、私自身もあと一歩届かず悔しさが残りました。来年度も日々努力して、工夫も重ねることで、画像検査の診断能向上に寄与できればと考えております。
2020年2月1日、岡山県 オルガホールにて、昨年末に開催された画論27th The Best Imageの上位入賞施設紹介として発表を行ってきました。第23回 中四国MRユーザーセミナーとはキャノンメディカルシステムズ社の主催で、中国・四国地方の診療放射線技師が集まり、キャノンメディカルシステムのMRI装置を使用した上での研究発表・情報共有・情報交換が行われます。セミナーにはキャノンユーザー以外の参加も可能ですので多くの診療放射線技師が参加していました。
私は「腎動静脈瘤の血流動態の描出」についての発表を約10分行いました。瘤内の血流方向の確認と瘻孔の確認、腫瘍性か血管性病変かの鑑別にMRA検査が有用であった症例報告をしました。
他の施設の発表・情報交換は普段よりキャノンのMRI使いこなしているだけあり、最新装置で工夫を凝らしたMRI撮像は勿論の事、当院同様、数年前の装置でも参考にしたいような撮像手技などがありました。質疑応答では座長や会場から様々な意見や質問を聞くことができ非常に有意義な時間でありました。
岡山県までの道中には、発表を見届けるために参加してくれた放射線室のメンバーと色々な話をして盛り上がったのも良い思い出となりました。
2019年12月15日、東京のキャノン株式会社 本社にて
画論27th The Best Imageの上位入賞施設による応募画像の発表をしてきました。
画論The Best Imageとはキャノンメディカルシステムズ社の主催で、CT・超音波・MRI部門と3つの部門で全国から総数400~500症例の応募があり、各部門で上位入賞した施設が発表を行い、最優秀賞・優秀賞が選出されます。
MRI部門は応募数、約180症例で上位入賞作は1.5テスラ部門9症例、3テスラ部門8症例の選出となりました。
私は1.5テスラ部門の「腎動静脈瘤の血流動態の描出」についての発表を行いました。瘤内の血流方向の確認と瘻孔の確認、腫瘍性か血管性病変かの鑑別にMRA検査が有用であった症例報告をしました。
他の施設の発表は全国から選出されただけあり、最新技術で工夫を凝らしたMRI撮像や、当院装置でも参考にしたいような撮像手技などがありました。質疑応答では様々な意見や質問を聞くことができ非常に有意義な時間でありました。
画論MRI部門で優秀賞の受賞は、2015年に続いて2回目となりますが、今回も最優秀賞には届かず悔しさが残りました。来年度も良い症例があれば工夫して撮像し、最優秀賞を頂けるように努力していきたいと思います。
11月16日に第50回徳島透析療法研究会が四国大学で開催され、今回、私は「川島病院における透析療法患者の下肢末梢動脈疾患指導管理料加算導入前後における四肢切断率の変化」について発表させていただきました。
初めての発表だったのでとても緊張しましたが、質疑応答も自分なりに頑張って答えることができました。
今回の発表や講演で学んだ内容は、今後日々の業務に活かしていきたいと思います。
担当医の先生や共同演者の皆様、ありがとうございました。