認定作業療法士とは「作業療法の臨床実践、教育、研究及び管理運営に関する一定水準以上の能力を有する作業療法士を協会が認定したもの」であり、国民により質の高い作業療法サービスを提供することを目的に創設された制度です。
取得においては、日本および各都道府県の作業療法士協会会員であり、また5年以上の臨床経験を積む必要があります。さらに、生涯教育基礎研修・教育・研究・管理運営に関する研修および自分の専門領域に関する研修(身障、精神、発達、老年)を受講し、修了試験に合格するとともに、日本作業療法士協会事例報告制度により3例以上の事例報告を行うことが必要となります。
今回、この認定作業療法士試験にリハビリテーション室の三宅輝美(作業療法士)が合格しました。
*認定作業療法士の取得者数は全国で1351名、徳島県では三宅を含め10名(2023年1月現在)。
認定作業療法士の取得までに学んだことを今後の臨床へ活かしてもらいたいと思います。
2022年10月21日に開催された、第40回 徳島CT研究会にて、コロナ禍のため現在、主流になっているWeb形式にて発表を行いました。会場での口述発表は何度か経験していますが、Web発表が初めてでしたので、不慣れなこともあり準備段階から不安もありましたが、無事に終えることができました。
私は『フィリップス社製2層検出器搭載256スライスCT装置「Spectral CT 7500」の使用経験』 にて約15分の発表を行ってきました。2021年に新病院新築移転した際に導入した、最新式のCT装置で可能となった検査内容・新しい画像処理について当院の臨床画像を交えて使用経験の報告をしました。
他施設の演者の方からは、当院とは異なるメーカーのCT新装置の使用経験報告があり、当院装置とは大きく違う撮像方法や画像処理について解説があり、プレゼン内容も聴き手が引き付けられるよう工夫されており大変参考になりました。メーカー講演についても有意義な内容で、CT装置の最新技術について大いに勉強になりました。
今回の学会発表にあたり、研究発表経験の多い先生方や放射線室スタッフの適切なアドバイスもありスライド作成の段階から勉強になることばかりでした。またWeb形式のため、徳島県以外の参加者もおられ、川島病院CT検査の全国的なPRが出来たと考えております。
今後も日々努力して、研鑽を重ねることで、川島病院の画像検査の診断能向上に寄与していきたいと考えております。
はじめに薬祖祭が行われ、その後に薬事功労者表彰式と記念写真撮影が行われました。
志内は、薬事功労者として、このたび徳島県知事表彰を頂きました。
当⽇は、徳島県の飯泉知事と森口保健福祉部⻑、徳島県薬事協議会会⻑から、県内の病院薬剤師、薬局薬剤師、製薬企業、医薬品卸業協会の選ばれた⽅々への表彰が⾏われました。
今回は、コロナ禍での開催で対策として薬事功労感謝状に関しては代表者の参加となりました。
また、中央で行われる厚生労働大臣表彰が中止となったため、この会で飯泉知事から表彰されました。
厚生労働大臣表彰 2名
徳島県知事表彰 1名
徳島県保健福祉部長表彰 2名
薬事特別功労賞 4名
薬事功労感謝状 47名
この賞を受けて、より一層、徳島県の薬業・福祉衛生に貢献できるように努めて行きたいと思います。
月刊「新医療」10月号に、【100床規模病院に最新型2層検出器CTを導入した理由とその具体的成果~2台体制検査の有用性も含め~】の表題で編集社より依頼があり、執筆した記事が掲載されました。
執筆に関しては、放射線科の先生、放射線室のスタッフ、出版社の方のアドバイスを頂いて、なんとか記事にすることが出来ました。 発売された雑誌を手に取ると、何とも言えない達成感が込み上げてきました。
記事の内容に関しては、当院でのCT装置2台体制のメリットと最新型CT装置での検査内容についての解説と紹介となります。 全国誌ですので、幅広く川島病院のPRになったのではないかと考えております。 今後も、CT検査のみならず、他の装置についても検査内容の充実を図り、執筆依頼があるように努力したいと思います。
6月に開催された第10回臨床高血圧フォーラムで、日本高血圧学会の女性研究者奨励賞を受賞しました。
演題:「腎臓超音波 shear wave elastography, 血管内皮機能検査による腎線維化予測の有用性の検討」
このような素晴らしい賞を受賞することができ、大変光栄に思っております。
今回の発表に際して、西内病院長に終始ご指導を賜りました。心より感謝申し上げます。
今後も研究活動を通して得た知識や経験を、日常業務に活かしていきたいと思います。