食事療法の必要な患者さんとご家族を対象に、管理栄養士による栄養指導を行っています。
食生活の改善につながるように、患者さんとともに実践しやすい目標を立てていくよう心がけています。
栄養指導は、当院の関連診療科を受診していただいたうえで、担当医師の指示に基づいて行っています。
内容によって個人別に指導する個別指導と集団指導(各種教室)があります。
糖尿病教室、じんぞう病教室を行っています。
医師、看護師、管理栄養士、理学療法士などがテーマに沿って病気や生活習慣、食事・運動についてお話をしています。グループになり患者さん同士で話し合ったり、治療食を食べたりしながら和やかな雰囲気で行っています。
入院患者さんの栄養管理においては、栄養サポートチームが主になって栄養状態の評価を行い、栄養改善を目的として活動を行っています。
栄養サポートチームとは、患者さんに最適な栄養療法を提供するために、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士で構成された医療チームです。その他にも、歯科医師・歯科衛生士・言語聴覚士・作業療法士・臨床検査技師等もメンバーに加わっています。
それぞれの専門知識を生かし、お一人おひとりに合わせた栄養改善方法を提案しています。
入院中の食事(治療食)においては、嗜好調査のアンケート結果でリクエストの多い料理をとりいれ、味付けにメリハリをつけるなど、できるだけおいしく食べていただけるよう工夫しています。
また、特別な治療食を除き、季節を感じていただけるような行事食(年20回程度)を実施し、楽しみのある食事提供を心がけています。
入院食や川島病院広報誌(こもれび)掲載のレシピを公開しています。
2021年8月に新厨房が完成しました。
作業動線を汚染区域から非汚染区域へ一方向にすることで、食品の交差汚染を防止できるように設計されています。
川島病院の職員食堂は見晴らしがよく、職員の憩いの場となっています。
メニューも豊富で、メインは4種類・小鉢は4~6種類の中から好きなものを選択できます。
職員の満足度も高く、8割以上の職員が利用しています。