川島病院は、1976年に川島周会長が透析室を開設し以来、"蛋白尿から腎移植まで"をモットーとし診療を続けてまいりました。現在6つのサテライト透析室(川島透析クリニック、鴨島川島クリニック、鳴門川島クリニック、脇町川島クリニック、阿南川島クリニック、藍住川島クリニック)を持ち、腎不全治療の専門病院として血液透析、腹膜透析、腎移植を合わせ1100名余りの末期腎不全患者さんの診療にあたっています。腎不全合併症や糖尿病性腎症による腎不全の増加に対応するため、新たな診療科の開設と充実に努め、現在では腎臓科をはじめ、循環器科、糖尿病内科、泌尿器科、消化器、歯科などを中心に各科の専門医と最新の診療機器により、各専門領域の診療に力を注いでいます。川島病院は2021年夏、患者数の増加や診療科目の充実に対応するため規模を大きくし、現在の川島透析クリニックに隣接した新病院を開院の予定です。徳島県の透析災害基幹病院であり、災害時には対策本部が設置されることから、免震構造とし診療部門は2階以上に置くことにより、震災や水害による影響を受けにくい構造としています。普段の良質な医療はもちろんですが、災害時にも変わらぬ医療を提供できるよう努めてまいります。